2012年6月2日

山菜:ウド[独活] Aralia cordata

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ウド[独活](Aralia cordata ウコギ科タラノキ属、別名:クサダラ、ケウド、マコウド)



朝鮮人参、タラノキ、コシアブラ、タカノツメなどの有名な山菜と同じウコギ科です。ウドって、漢字で書くと、「独りで活きる」なんですね。太くても中身は空洞で冬は役に立たないことから「ウドの大木」と呼ばれています。なんかかわいそう。でも、役立たずではありませんよ~。春先にとれる若芽は天ぷらやおひたしになります。酢味噌や梅干しと和えてもおいしいです。

若芽の見分け方は、全体に毛が生えるのが特徴で、冬の枯れた大木を目印に周辺を探してみるといいです。果実も食べられまる。そして、根っこは秋に採って乾燥させ、煎じて飲むと、風邪やリウマチ、神経痛にも効くそうで、漢方の世界では「ドッカツ」と呼ばれています。

栽培品種は暗い室で軟化された白い徒長した茎を用いる栽培の歴史は江戸に始まり、茎が細く軟化した「坊主」「白芽」があったが、昭和初期から「紫芽」という品種が選抜され、「愛知紫」として春ウドが広まっているようです。

ウドの大木っていうけど、意外と有用なんですね。


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