2013年9月30日

まぼろしの舞鶴かぶ、発芽しました。

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前回、まぼろしの舞鶴かぶ(喜多かぶ)を求めて~という記事を書きました。
喜多地区で育てられてきた、いまや絶滅したとされる舞鶴かぶ。

かぶには、東洋種と西洋種があるが、舞鶴は東西の「かぶらライン」の中間に位置し、東西かぶの両方の形質を併せ持つ舞鶴かぶは、古来から大陸と交易のあった証とも言われます。

※くわしくは、青葉高先生著「野菜:在来品種の系譜」(法政大学出版)参照
※前回記事にも詳しく来歴を書いてます。

前回記事:まぼろしの舞鶴かぶ(喜多かぶ)を求めて・・・

京都府農業研究所「京都の伝統野菜」より
それが、ついに・・・
とある筋の方から保管されていた 舞鶴かぶのタネを送っていただきました。

ご丁寧に台風の被害を気遣う直筆の手紙に感激です!
 

 


京都府農業研究所「京都の伝統野菜」に掲載されている舞鶴カブ(喜多カブ)のページに出てくる荒川種苗さんを訪ねると、おじいさんの代まではあったけど、もう作っている人はないだろうとのこと。

ということは・・・、この種は、20~30年前のもの?!

 乾燥しきって、古ぼけたように見えるかぶの種を見つめ、ドキドキしながら吸水させてみた。


次の日・・・

おお?!芽切ってる?

これは、もしかして、もしかして~?


送ってくださると聞いて、ちょうど、舞鶴かぶ専用のベッドを作ったところでした。
さっそく畑に蒔き、さらに2日後。


芽が出た~っ!!!

まきどきはギリギリだけど、写真じゃなくて、ついに生でお目にかかれるのだと思うとうれしい。食べたくても今年は我慢。全ては採種用です。  

これは今年の最優先課題だ。
採種できたら、舞鶴へ里帰りさせたい!

  
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