植物のサイクル
マクロビオティックでは、朝から夜にかけて、四季によって、陰陽のバランスがサイクルのように変わってくるといいます。植物にも、天に向かって伸びる時期(拡散、陰のチカラ)と、地にむかってもぐる時期(収縮、陽のチカラ)があります。
春になると、植物が芽生え、天に向かって伸びていきます。
春先は葉っぱもの、夏になると、実になる野菜がでてきます。
夏が旬のナス、トマトなどは、体の熱をとる陰性のたべもの。
そして、秋から冬にかけて、糖度をあげ美味しくなってくる根菜類は、体を温める陽性のたべもの。
植物のサイクルと、陰陽のバランスを考えると、旬のものを食べる大切さがわかります。
植物の一生を表すと、芽が出て、茎や葉が大きくなり、やがて花が咲いて果実やタネができます。
発芽してすぐたべるスプラウト。
葉をたべるのがキャベツやレタス、小松菜。
花を食べるブロッコリやカリフラワー。
果実を食べるナス科のトマトやナス、ピーマン。ウリ科のスイカやメロン。
完熟に近いところで収穫される野菜は少なく、ほとんどの野菜が未熟な成長段階で食べられていることがわかります。完熟しないホウレンソウやレタスにももちろん花は咲き、タネをつけます。
リンク:たねはどこにある?
種とりをはじめるなら、おすすめは、実や種をたべるもの。
マメ科やウリ科、トマトなどがおすすめ。
普通の作物の教科書通り育てれば、それほど手間をかけずに採種ができます。
一方で、菜っ葉やダイコン、ホウレン草などのタネをとるには、冬越しさせる必要があり、普通の栽培よりも長い時間がかかってしまいます。
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